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イタバシエアラインズ
東京の端っこ、板橋から世界に向けてくだらないことをダイレクトにお届けします。
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ジャパン

Author:ジャパン
職業、会社員。
笑いと食べることとソウルが好きな
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塩原温泉ホテルおおるり
友人から「面白い旅館がある」との誘いで
ひょこひょこ行ったのは栃木県の塩原温泉。
しかも激安とのこと。
そして東京から送迎付き。
1泊2食6,825円。(2名1室、休前日は1,500円UP)
安っ!w(°0°)w

旅館の名前は塩原温泉ホテルおおるり

ネタ満載の旅行の模様はこちら↓

きのう午前9時15分。
池袋からこまどり交通のバスに乗って一路塩原へ。
まずは昼食のオーダー用紙が前から回ってくる。
ドライブインに併設されている弁当屋か、
途中のレストランをチョイス。
我々はレストランを選択。

東北道西那須野塩原ICを降りて5分くらいでドライブイン田吾作に到着。
お弁当を頼んだ人はここでお弁当をピックアップ。
すぐに出発するとバスはどんどん塩原へ山に入っていく。
するとまわりは一面銀世界。
東北道を降りると雪がすごい。

お昼12時。
我々が食事を取る「樵亭(きこりてい)」に到着。
座敷に長テーブルが置いてあって送迎バスごとに座る。
事前に頼んでおいたのですぐに食事が…出てこなかった。
10分くらいは待ったのかな?
少し日本語が気になるおばちゃんが持ってきたのは「ゆば定食」。
ゆばの刺身・汲み上げゆば・ゆばの天ぷらにご飯と漬物がついて1,000円。
ご飯はおかわり自由。
ご飯がなくなりそうになると隣のおばちゃんが
「お兄さんお変わりしないの?」と気を使ってくれました。
おおるりのお客さんはみんながフレンドリー
食事後にホテルまでバスで各ホテルへ送迎。
ここはハブか?

ホテルチェックインは実にスムーズ。
名前を伝えるとタオルと歯ブラシの入った袋とルームキーを渡される。
大きな荷物があっても自分で持っていく。
部屋は10畳でユニットバス付き。
冷蔵庫とテレビもついている。
めちゃくちゃいい部屋ではないけど、
「まあこんなもんか」と妙に納得。

夕食前に温泉に入浴。
と、その前に。あれ?バスタオルは?
大浴場の入り口に「バスタオルレンタル100円フロントにて」の張り紙が。
う~ん、合理的
温泉は無色でお湯の中に茶色いゴミみたいのがうようよ。
これは温泉の成分のようだ。
とても滑らかなお湯でいい感じでした。

夕食は大広間でみんなで食べる。
17時30分から19時までの時間指定。
これ以外は許されないようだ。
名前の書かれた札が並んでいてそこに着席。
日本語が少し変なおばちゃんに一人鍋に着火するように指示される。
ん?この日本語、どこかで聞き覚えが…。
お~!昼の樵亭だ
樵亭のおばちゃんは夜はおおるりで仕事をしていた。
労働力を無駄にしないおおるりジョブローテンション
すごい。( °o°)

食事内容は↓こちら。
おおるりの夕食。ご飯は食べ放題。
暖かいのは一人鍋のみ。
ご飯はおかわり自由で炊飯器のところにいるおばちゃんにお願いする。
修学旅行か?
「まあこんなもんか」とここでも妙に納得。
これにビールを頼んだ。
ビールは大瓶で525円。
安っ!w(°0°)w

夕食時にはBGMのサービス付き。
BGMは宿泊客の皆様によるカラオケ大会。
どうやらリクエストしたら舞台で歌えるらしい。
司会のおじさんが部屋番号と名前、リクエスト曲を告げて
次から次へとおじさん・おばさんがスター気取りで登場。
夕食終了10分前まで食事中ずっと聞かされた聞けた。
カラオケが終わると司会のおじさんが
「宴会時の芸能はこれで終了です。この後カラオケはクラブでどうぞ。」
とのご案内。
芸能?はぁ?( ・◇・)?
ある意味エンターテイメントだけどね

夕食後部屋でまったりしてからクラブ「弁天」へ。
カラオケのあるクラブだった。
テーブルチャージは1人500円。
でもソフトドリンク付き。
私はビール(600円)を友人は水割り(500円)を注文。
カラオケに目をやると次から次へとほろ酔い気分の方々が歌い続ける。
それにあわせて社交ダンスをやっている夫婦2組が踊る。
他人の歌でも踊る。踊り狂っていた。
きょとん状態のままクラブ「弁天」を後にした。

最後の締めはラーメン。
おおるり名物のラーメン(525円)を食べた。
ラーメンスタンドがあってそこで注文。
目の前で作ってくれるんだけど、
一番最初の作業は冷凍庫から麺を取り出し茹でる
「まあ525円だしな。」きょう3回目の妙に納得。
具は硬いしっかりしたチャーシュー、ねぎ、わかめ。
しょうゆ味のあっさりした中華そばでした。

そして露天風呂と紅葉の湯の2つに入りました。
露天風呂では肩に桜のボディペインティングを施された方とご一緒しました。(/;°ロ°)
寝る前に部屋から撮った写真です。
白い雪化粧された山がライトアップできれいに。
がライトアップでさらに映えます。




で、今朝。
7時になると館内放送が入り朝食の案内が流れる。
起床放送かよ。またもや修学旅行スタイル。
朝風呂に入って朝食会場へ。

朝食は8時から8時30分の30分間限定。
夕食と同じで宴会場にて。
名前の書いてある札のところに着席すると、
牛乳の販売がまわってくる。
丁重にお断りして朝食開始。
内容は鮭とか漬物とか納豆とか、至って普通。

部屋に戻り支度をしてチェックアウト。
チェックアウトは9時30分。
チェックアウト時にすべての支払いがある。
宿泊・クラブでの飲物・ラーメン…
2人で17,325円!
一人1万円もかかってない。
これで往復の交通費込みだから安い、安すぎる!(十万石饅頭風で)

帰りのバスは11時から12時に出発。
なんてアバウトななんて思っちゃいけない。
各地から来たバスが折り返すんだから。
出発まで時間があるので「ゆけむり会館」へ。
ここでは人情劇が見ることができる。
観劇料は「宿泊者は無料」。
っていうか他に行くとこないんだから観劇料込みの宿泊代かよ。
ゆけむり会館のおばちゃんによる前説のあと人情劇がスタート。
内容は、(以下ネタばれあります。注意!)

時代設定は江戸時代(だと思う)。
おばあさんと息子と孫娘の3世代が暮らす家。
孫娘は血は繋がっていなくて実は捨て子。
おばあさんは金欲しさに孫娘を人買いに7両で売ってしまう。
息子はおばあさんにその事実を知らされ、
おばあさんがいない間に孫娘を実の親のところに逃がす。


とこんな感じ。
1時間の劇をたった6行で書き表すことができるというのは、
誰にでもわかりやすいということだろうか。
劇中のネタで孫娘が実の親のところに行く前に腹ごしらえをするというシーン。
ご飯をもりもり食べる孫娘。
本当にごはんを食べる。
一杯食べ終えておかわりを要求するたびに起こる笑い。
全部で4杯も食べていた。
ここで頭の中によぎったのが、
このご飯はもしかして…朝食の残り?
だとしたら究極の再利用。
おおるりグループのリサイクルシステムに脱帽
劇のオチは孫娘を逃がしたことがおばあさんと人買いにばれて、
息子が二人を刺しておしまい。
あっけない幕切れに、ここでもきょとんとしてしまった

人情劇が終了後に各方面への帰りのバスが出発。
我々が乗った池袋行きは11時30分に出発した。

12時10分。
行きにもよった田吾作に立ち寄り昼食。
ここでもおおるり流のもてなしがあった。
バスから降りる時にふかしたての「田吾作饅頭」の試食。
これが意外に美味しかった。
田吾作では天ぷら定食(1,200円)を食べて、
帰りに田吾作饅頭を購入。
田吾作饅頭(12個入り)
田吾作の思うつぼじゃん
そして製造者は、
㈱おおるり
またまたおおるりグループにお金を落としました。

帰りの途中に東北道の羽生パーキングエリアで休憩したけど、
ここもおおるりグループじゃないかと思えてきた。

15時10分、池袋到着。
こまどり交通のソウル並みの運転テクニックにより所要時間が短く済んだ。
ここまでかかった金額を計算してみたら、11,463円
1泊2日の温泉旅行で交通費からお土産まで込みでこの値段。
旅館業界のドン・キホーテ状態。
いい経験になりました。
皆さん、騙されたと思って一度行ってみて下さい。
ほんと、一度だけでいいから。

きょうは長い文章最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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テーマ:温泉旅行 - ジャンル:旅行

この記事に対するコメント

おおるりが安いのは知っていたので泊まろうと思い調べていたところここにたどりつい着ました。  とても参考になりました!ありがとうございました!!                          私はパソコンが得意ではないですし、わざわざメールなどするタイプではないのですが、あなたの文章のおもしろさにやられてしまい(惹かれてしまい)書き込んでしまいました。とてもおもしろかったです!

【2006/08/31 09:34】 URL | マモル #- [ 編集]


マモルさん>
初めまして。ようこそこのブログへ!
実はこのブログのアクセス解析で見ると、
検索ワードで「おおるり」がいつもトップです。
それだけおおるりに注目される方が多いんだなぁと実感させられてます。

おおるりに旅行の楽しさを求めないほうがいいと思います。
あくまでも「ネタを楽しみに行ったら温泉があった」
くらいの気持ちのほうが楽しめると思います。

マモルさんがおおるりに行ったらぜひ感想を聞かせてくださいね!i-179

【2006/08/31 22:12】 URL | ジャパン #YqzQT8Bs [ 編集]


明日おおるりに行ってきます!!!
ブログを拝見し、既におおるりに行った気分になってしまいました笑
明日が待ち遠しいです。

【2006/09/15 22:34】 URL | みっちー #- [ 編集]


みっちーさん、初めまして!v-290
明日行かれるということは、
もう今夜泊まっているってことですね。

このページをご覧になっておおるりに行った気分になってもらって
ありがとうございます。

もしかしたらおおるりのシステムも変わっているかもしれないので、
何かあったら教えてくださいね。

それでは素敵な週末を!!

【2006/09/17 00:20】 URL | ジャパン #YqzQT8Bs [ 編集]


llllllllmmmにゥ付議lhp;;:「-0「憂い9@有為ghg不ychjkgkぃ意いぇル手スhyk;:jlk縫うvccxj尾yll;王;歩いpp8yPPpm;:p::p」:こじふぎゅf

【2006/12/13 20:11】 URL | #- [ 編集]


おおるり
本日、予約しました。
同じく池袋から出発のつもりです。
今年、ちょこちょこ温泉旅行はしましたが
豪華、リッチ、贅沢なんて言葉とは無縁でございます。
ブログ、読ませていただいて
ますます期待が高まりましたv-22
ネタづくりの・・・・
ありがとうございました。

【2006/12/21 14:18】 URL | nao #oUPgpoCM [ 編集]


う~ん、さながらソウルのバスってところでその素晴らしい走りがわかりました!(爆笑)
ソウルの路線バスは客を乗せてから一気に追い越し車線に割り込み、また路肩に急激に寄りバス停付近になんとなく停まるという、客商売とは思えない走りしますもんね!

こまどり グループのしたたかさが笑えます。
結構面白い話題でした!今後も調査お願いします!爆笑

【2007/10/12 09:43】 URL | kaz #1Nt04ABk [ 編集]


イタバシエアラインズ塩原温泉ホテルおおるり・の記事を拝見、経験が゜あるので全く同感であります。というのは、当方もイタバシ在住で町内の老人会の一員、年1回はおおるりの何処かへ出掛けるのを恒例としています。必ず2拍を予定しており、何もしないでボーッとしているのを常としています。

【2007/11/19 19:17】 URL | 大杉幸茂 #- [ 編集]


ご多分に漏れず"おおるり"を検索したらこのブログにたどり着きました。
行こうかと思いましたが、ブログを見て行った気になってしまいました。
表現の仕方がとてもユニークですね。笑えました。

【2008/01/13 06:54】 URL | アキ #- [ 編集]



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